進路の原点🥞絵本『ちびくろさんぼ』
こんばんは!やっこです。
司書講習の中で「図書館の自由」に関する講義がありました。
色々な本(資料)が紹介され、
その中で自分の関心のあったことを
ミニレポートで書くという課題が出ました。
私は絵本『ちびくろさんぼ』のことについて書いて提出しました。
今日はそのことを書きたいと思います。
この絵本が私の原点になったのでは?
と思うことがあります。
私の両親は忙しく、家で絵本を読んでもらった記憶はないので、
多分、通っていた保育園の保育士さんがこの本を読んでくれたのかなと思います。
35年位前ですが、絵本の中の1枚の絵の光景がぼんやりと残っていて、
美味しそうなホットケーキのシーンが
おいしものを食べる→幸せ
と深く頭と心にに残っています。
保育園の給食もおいしくて大好きでしたが、『ちびくろさんぼ』の本がきっかけで食に興味を持ち続けました。
そして時は経ち、
将来どんな仕事がしたいかなと思ったとき高校生の頃、食に関する大学に行きたいと自然と思うようになりました。
(無事、短大で栄養士の資格はとりましたが栄養士はせず、今小学校の図書室で働いてます(^_^;)料理は好きです。)
この絵本が問題になった黒人がとか差別とか、子どもだった私はまったく意識せず読んで、
「ただ楽しかったな」というのが5歳くらいの私の気持ちです。
楽しい絵本として心に残っています。
今でも大切な一冊になっています。
出版社 瑞雲舎より引用
本書は、1953年に岩波書店から発売され、1988年に絶版になるまで、日本中のこどもたちに親しまれていた絵本です。 その後も復刊を望む声は多くありましたが、なかなか実現はされませんでした。 小社でも検討に検討を重ねた結果、その内容や文章表現に何らの差別は無いと判断し、復刊することにしました。